文字を適当に扱う人は仕事できない人

Design
Design

この記事は2024年10月26日のvoicyを元に作成しています。

今日のテーマは

まと
まと

デザインの基礎文字詰めについて

このブログでは
デザイン思考を身につけて
自分の生き方を自分でデザイン出来るようになろう!

をテーマに、デザインの知識やノウハウだけでなく
デザイナーの考え方について話しています。

血液型占いとO型のイメージ

いきなりなんですけど、日本人って血液型占い大好きですよね。

ちなみに私はO型です(笑)

O型のイメージをAIに「こんなふうに日本人が一般的にイメージするO型の性格について教えてください」って聞いてみました。

O型の性格、特徴として

  • 大らか:O型の人は大らかで寛容な性格だと認識されています。細かいことにこだわらない、大きな視点で物事を捉える傾向
  • 社交的:明るく人懐っこい性格で、初対面の人とも気さくに話せる社交性の高さがO型の特徴
  • 率直:裏表のない性格で、思ってることをストレートに表現する

他にも物事をポジティブに捉えるとか、リーダー的立場になるとか、面倒見が良いとか、ムードメーカーとか、そんな感じで色々書かれてます。

しかも最後には

【これらの特徴は一般的イメージであり、個人差があることに注意です】

という風にわざわざ注意喚起してくれてますね(笑)人を一括りにするな!と思ってしまいますが。

デザイナーとしての意外な一面

りあえず大雑把で明るくて、小さいことは気にしないみたいなイメージですかね?

実際にリアルであったことある人はそう思うかもしれません。

でも、私自身はあまり血液型性格診断信じてなくて(笑)

飲みの場で盛り上がるような話題かなぐらいに思ってます。

ただ驚かれるのが、デザインに関しては

  • ミリ単位でのずれ
  • 水平、垂直のずれ
  • 文字の大きさの違い
  • 微妙な色の違いをめちゃくちゃ見分ける

デザインの添削を出してきた講座生にして指摘すると、「いや、職人技ですね」って言われるんですよ。

文字間隔へのこだわり

少しずれてたりとか、図形埋まってるところの隙間が1mmとか空いてるとすぐ気になります。

もう気持ち悪いんです。

実際デザインの世界って本当にミリ単位での調整しています。

皆さんが目にする広告物—チラシ、本の表紙や中の文章、バス停の大きなポスター、駅ビルの広告

それらはすべて緻密に調整されてるんですよね。

その中でも、文字と文字の間隔

—例えば『こんにちは』という言葉を書く時の文字の間
そういった文字の間の調整についてお話ししようと思います。

デザインソフトというよりPower Pointとか、そういったものを想像して下さい。

Power Pointでテキストを打ちますよね?

例えば、タイトルなどの文章で

『何々でした!』

とビックリマークを入れた時
ビックリマークと他の文字との間が、広がって見えませんか?

こういうのをデザインの世界とか本の編集の世界では、1つずつ手作業で隙間を詰めてるんですね。

これを「カーニング」と言います。

これは、デザイン専用のデザインソフト、IllustratorとかInDesignというのがあるんです。
Photoshopにもありますね。

そういうソフトはカーニングっていう機能がついてます。

Canvaにはこれまだついてないんです…PowerPointとかにもありません。

Excelとかも、文字の間隔を一定間隔で詰めたり広げたりはできるんですが1文字ずつというのは確かできなかったはずです。

なので、そういったソフトで文字を詰めたい時は、文字をこのブロックごとに分けて詰めないといけないんですね。

デザイナーとしての成長過程

まず、デザイン会社に入ると、こういうところから教わっていきます。

最初は、言われて指摘された時に「言われてみれば」とか「細かい…」と思ってたんですよ(笑)

でも、やっぱり揃ってると気持ちいいというか、見比べると確かに…と思うことが増えていき

やらないと気が済まないようになってきました。

他にも図形がずれてるとか、隙間が空きすぎているとか。

あらゆるものをきちっと揃えたくなるように…体がそうなってました(笑)

本当にそろってないと気持ち悪い…

逆に揃ってるとあ~気持ちいい(笑)

綺麗に間隔が揃ってると気持ちいんですよね。

デザインスキルは誰でも身につけられる

ここがめんどくさいとか、感覚的に身につかないっていう人は、デザインに向いてない…

とは言わないんですね。

本当にこれは誰でも訓練すればできるもの。

なので次に何か仕事とかで資料作るよ~みたいな時があったら

そのタイトルのテキストだけでも文字の感覚をちょっとだけ気にしてみるといいんじゃないかなと思います。

「あれ?なんかここの隙間広くない?」

ぱっと見ただけでわかるようになってきて、揃ってないとだんだん気持ち悪く感じてきて

「ほら、もうあなたは文字間隔を揃えないといられなくなる」(笑)

ここまできたらもう勝ちですね!デザインが一気に上達すると思います。

O型デザイナーのジレンマ

実際、私は本当に普段の生活は結構O型です。

風呂キャンセルとかもする。

いいところで言うと、一晩寝ると嫌なこととかサッと忘れる(笑)

でも、このデザインのそろえるってことに関してだけは職人かなと思ってます。

仕事で少しでも相手に見やすい資料にしてあげたい

SNS発信してる人でフォロワーさんに何か資料を配るよっていう時は

少しでも見やすい資料にしてあげようみたいなところが大事です。

デザインのエッセンスを知ってるか知らないかで、クオリティが変わってきます。

「なんかすごいデザインの仕事の資料綺麗だった」とか、「もらった資料のなんかおしゃれで綺麗で読みやすかった」みたいなところから、評価に繋がりますよね。

今回はデザインの基礎、文字詰めについてお話ししました。

どんな分野でも知るきっかけがあると、そこから一気にのめり込むってことあると思います。

文字詰めは今ならデジタルで簡単にできるんですけど、そもそも昔は手作業だったんですよね。

だから、デジタルでの作業なんて本当に簡単なことだと思ってやってます(笑)

これからの学びのために

今回カーニングということを知ったので、この放送を聞いた後に、カーニングについてAIに聞いてみたり、ちょっとググってみたりすると、意外と面白い知識が広がってるんですよね。

ぜひそういうの、調べてみてほしいなと思います。

ちなみに文字詰めの練習をしたい人向けに、タイピングソフトみたいなカーニング練習サイトがあります。

こちらにリンクに載せておきます。

こういうゲームで学べるサイトを作る人って本当にすごいですよね。

カーニングのゲームを作るには、デザインの知識もプログラミングの知識も必要なわけですもんね。

とんでもねえよっていう(笑)

インスタのストーリーでも紹介しようと思ってるので、まだインスタフォローしてない方はぜひフォローお待ちしております。

それではまた次の放送で。

ありがとうございました。

voicyはこちらからどうぞ

コメント

タイトルとURLをコピーしました