この記事は2024年10月29日のvoicyを元に作成しています。
今日のテーマは

日本独自の美意識、白銀比の世界について
このブログでは
デザイン思考を身につけて
自分の生き方を自分でデザイン出来るようになろう!
をテーマに、デザインの知識やノウハウだけでなく
デザイナーの考え方について話しています。
デザインの基礎にある美しい数字の法則
今日はちょっと雑学寄りなお話なんですけど
黄金比と白銀比についてお話ししたいと思います。
インスタで大ヒットした雑学コンテンツ
実は、私がインスタのショート動画に投稿している雑学枠の動画が、なんと200万再生を超えているんですね。
私の動画の中では最大のヒットでありまして。
やっぱりね、雑学系ってみんな知りたいし、回りやすいかなっていう印象です。
フィボナッチ数列との出会い
過去に会社で自主勉強会をやってた時期がありまた。
その時に私、黄金比とフィボナッチ数列の関係性
それとデザインの関係性についてプレゼンしたんですよ。
フィボナッチさんっていうのはイタリアの数学者で1170年から1259年に生きてた人なんですが
この人が見つけた数列がフィボナッチ数列って言いまして。
フィボナッチ数列は、とても面白い数の並びで
まず、最初の二つの数字が1と1です。
その後の数は、前の二つの数を足したものになります。
例えば:
1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21, 34, …
最初の1と1から始まって
次の数は前の2つを足すと2
その次は1と2を足して3
そして2と3を足して5という風に続いていきます。
面白いことに、これはウサギの増え方を観察して見つけたらしいです。
1ヶ月後には大人になって
2ヶ月後にはその子ウサギを生んで
みたいな感じで増えていく様子を観察した結果なんです。
自然界に潜むフィボナッチ数列
これがすごいのは、気管支の枝分かれとか、肝臓の血管の枝分かれにも、このフィボナッチ数列が見られるんですよ。
自然界のものって、このフィボナッチ数列になってるらしいんです。
私が勉強会でこれを発表したのは
もう7、8年前かな、あるいは10年ぐらい前かもしれません。
当時好きだったEテレの「デザインあ」という番組でも、こういった数列のことを取り上げていて、すごく面白かったんです。
実際、勉強会でもとても好評でした。
花びらの枚数とか、松ぼっくりの鱗の並び方、ひまわりの種の配置とか、全部螺旋状になってて、フィボナッチ数列の構造になってるんですよ。
DNAもそうですね。
これらは「生命の曲線」とか言われてるみたいです。
西洋の黄金比と日本の白銀比
有名なところでは
ミロのビーナスとかモナリザとか、ピラミッドとかパルテノン神殿とかが、黄金比で構成されてるんですね。
黄金比っていうのは1対1.618の比率になっていて
これがフィボナッチ数列の隣り合う数字の比率と一致するんです。
多分、人が美しいと感じるっていうのが、自然なものから来てるのかなと言われてるみたいです。
日本独自の美意識 – 白銀比の世界
そして、これがすごく面白いのですが
黄金比って西洋がメインの話
日本には別の比率があるんです。
私、これを知った時すごく衝撃だったんですね。
黄金比に対して、白銀比って言うんですけど、五重塔とか法隆寺とかが1対1.4の比率になってて、黄金比よりも縦が少し短いんですよ。
西洋が縦長のシルエットを美しいと思うのに対して
日本人はもう少しずんぐりというか、安定感とか親しみに心地よさを感じるみたいですね。
アニメキャラクターにも見られる白銀比
日本人ってよく可愛い文化とかあるじゃないですか。
キティちゃんとかドラえもんとかアンパンマンとか
アニメキャラも白銀比に近い可愛らしいシルエットになってるって言われてます。
他にも2頭身のキャラ、顔の輪郭が丸っこい美少女キャラとか。
そういうのが人気出るのも、日本人がそういうのを好む傾向にあるからなのかなと思います。
CMタレントの起用にも影響?
CMに起用されてる若手の女優さんなんかも
やっぱりちょっとどこかふんわりした、幼いというか、親しみのある人が多くて。
2023年のCM数ランキングを見ると
川口春奈さん
芦田愛菜さん
今田美桜さん
中野芽郁さん
橋本環奈さん
といった顔ぶれが並んでます。
意外な黄金比の例
かと言って日本のものが全部白銀比?かというとそうではなくて
葛飾北斎の富嶽三十六景の「神奈川沖浪裏」
あの有名な波の絵は黄金比になってるそうです。
実務で使える知識として
紙のサイズでいうと
A4、B4とかの規格も1対1.4になってるんですよ。
これは元々ドイツで生まれた規格らしくて、日本独自のものではないみたいです。
アメリカでは名刺のサイズが「米国サイズ」や「USサイズ」と呼ばれていて、Canvaなどのデザインソフトでも選択肢として表示されます。
これを見ると「どういうこと?」と思われるかもしれませんが
実は米国サイズは日本の一般的な名刺よりも少し細い、縦長のものなんですね。
そのため、日本で名刺を作る際は、標準サイズという表記であっても米国サイズは選ばない方がいいでしょう。
もしクライアントさんに
「こういうサイズもありますよ」と知識をちらつかせると「お、すごいな、この人」と思われるかもしれないので、覚えておくと良いかもしれません。
黄金比も白銀比も、全世界共通で美しいと感じる比率には違いがないのかなと思います。
デザインする時の参考にもなりますし
プレゼンの時に「実はこのロゴ、黄金比で…」とか「白銀比で構成されてて…」なんて話もできるかもしれませんよね(笑)。
知識に裏付けされた話っていうのに人は弱いので、こういった雑学って単純に面白いですよね。
いくらでも聞けるし、本当に何かの役に立つかなと思って私よくストックしてあるので
皆さんも今回の話がちょっといつかどこかで役に立つといいなと思います。
それではまた次の放送で。
ありがとうございました。
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